木造住宅のビスの話

公開日:2025/02/20(木) 更新日:2025/02/20(木) 吉田直斗

 

ナガタ建設で現場管理をしてます、吉田です。

 

本日のとある現場でのワンシーン。

木材同士をビスで締めていたら、木がパキッと割れて、取付に失敗したという事件が発生しました。

木材の種類や径、つなげるものの素材などさまざまな条件の中で最適なビスを選ぶことが大切だと改めて思いました。

そこで今回は普段木造住宅で使用されている主なビスを3つほど紹介したいと思います。

 

 

〇コースレッド

 

木材同士にはこれ!定番の木工用ビス

住宅の内装取り付けに最適!他のビスと比べてネジの目が荒く大きいのが特長。
ねじ込みスピードも速い!
全ネジ・半ネジを選べます。
先端がシャープにとがっており、焼入れ処理による強度も保てる。

 

〇ボードビス(石膏ボードビス)

 

錆びにくい処理でボードをしっかり固定するビス

ネジ頭部の表面にラスパート処理を施して錆びにくくなっていたり、表面にギザギザの加工をしてパテがつきやすいようにしてあったりするのが特長!
木や軽鉄など、下地に合わせて選びます。

 

〇細ビス(スリムビス)

 

木割れしやすい箇所に最適な細めのビス!

コーススレッドよりもやや細型で、ネジも細かくきってあります。
コンパネや木材などの取り付けや木割れしやすいところにぴったり!
端打ちもできます!
硬い木材でも打ち込めるタイプも。

 

主にこの3つが家を建てるうえで重要な役割を担っています。

これからお家を検討してるかたも、どのように、どんな方法で家が建てられているかを知ることも家を建てる楽しみの1つになるでしょう!

 

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