section26『AMEIXA FC』
こんにちは、ナガタ建設の永田剛です。
今日おじゃましたのは、太宰府市にある「太宰府梅林アスレチックスポーツ公園」。
広々としたグラウンドから、何やら賑やかな声が聞こえてきました。
声の主は、サッカーの練習に励む幼稚園児のかわいい子どもたち。
一生懸命ボールを追いかけたり、シュートを決めて喜んでいる姿は見ているだけでもほっこりします。
子どもたちは「AMEIXA FC(アメイシャ エフシー)」という太宰府を拠点に活動するサッカークラブの生徒さん。
1993年に創設し、現在ではキッズクラブに幼児から小学6年生までの約170名が所属しています。
指導を行うのは、クラブ代表の飛垣信義さん。
実は飛垣さん、私が小学生の時に初めてサッカーを教わったコーチでもあります。
幼児から小学校低学年までの練習は基本的に試合形式をとらず、個々が自由にボールに触れるというスタイルをとっているそうです。
中にはコートにゴロゴロと寝転んだり、お友達とじゃれあっている子もいましたが、飛垣さんはそんな姿を温かく見守っていました。
「当クラブのモットーは“焦らずのんびり”。たくさんボールに触れながらサッカーに親しんでもらえる練習スタイルをとっています。
こちらから強制せずに、子どもから自発的にサッカーを始めるまで声をかけながら待つというようにしています」と飛垣さん。
サッカーのスキルやテクニックだけを教えるのではなく、まず子どもたちには「サッカーって楽しい!」と思ってもらえる練習になるように心がけていると言います。
そうやってのびのびと、楽しみながらサッカーに励む子どもたちはぐんぐんと上達。
小学生のチームは県大会などの公式戦に出場することもあり、昨年は福岡県のベスト8まで進出したそうです。
そんな強さの秘訣は、サッカーの練習以外でも培われていると飛垣さんは言います。
「普段の何気ない会話でも、子どもたちには受け答えが“文章”のような話し方になるように導いています。
『今日の練習どうだった?』と子どもに尋ねて『微妙だった』と一言返答があっとすると、『どうして微妙だったの?』と切り返して、“単語”ではなく“文”で答えてもらうようにしています。
一見サッカーと関係ないように思えるかもしれませんが、これはロジカルコミュニケーションと言って、頭を整理するトレーニング法でもあります。物事を組み立てるということが、サッカーと共通しているんですよ」。
そうすることで子どもたちの行動にも変化が起こっているそうです。
例えば、洋服をきちんとたためるようになったり、荷物をバッグに収納できるようになった子も。
サッカーだけでなく子どもたちが人間的にも成長していくことが嬉しい、と飛垣さんが笑顔で教えてくれました。
練習は毎週火曜日から日曜日まで、太宰府梅林アスレチックスポーツ公園の他に福岡市内と太宰府市内の幼稚園や小学校で開催されています。
お子さんにサッカーを習わせたい、興味を持ってもらいたいという保護者のみなさんは、体験もできるので気軽にHPから問い合わせてみてくださいね。
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「AMEIXA FC」
http://ameixa.jp/
※問い合わせはHPより