section18『フランス菓子 ジャン・ドゥ』
みなさんこんにちは、ナガタ建設の永田です。
今日は、太宰府で人気のスイーツショップを紹介したいと思います。
そのお店は、「フランス菓子 ジャン・ドゥ」。
西鉄都府楼駅から徒歩約3分の場所にあり、「都府楼の杜」からは車で5分ほど。
ナガタ建設のご近所さんでもあるんですよ。
店内には、ケーキ、焼き菓子、ゼリーなど色とりどりのスイーツがズラリ。
中には地元・太宰府に関連した商品もあり、お土産に買っていかれる観光客も多いそうです。
こちらのお店、なんと誕生して今年で25年!今の場所へは、4年前に同じ太宰府市内から移転されたそうです。
オーナーを務めるのは、ほがらかなお顔が印象的な陶山忍さん。
フランス料理のシェフを目指して修行していた陶山さんは、次第にデザートやお菓子の魅力に惹かれ、27歳の時に本格的なお菓子作りを学ぶため本場・フランスへ。
およそ4年間の修行を重ね、31歳の時に福岡に戻って来られたそうです。
その後はお菓子の名門・16区(福岡市)で勤務し、33歳の時に地元・太宰府で念願のお店をオープンさせました。
今こそ県内外からお客さんが足を運ぶ人気店ですが、創業当初は苦労することも多々あったそう。
「最初は本場の味を広めたいという想いから、オーソドックスなフランス菓子を作っていたんですよ。
しかしそれだとあまり売れ行きが良くなかったんですよね。
そこで日本人向けの味にすることを意識しました。
それでもフランス菓子の余韻を味わえるように、今も試行錯誤しながらみなさんに愛される味を求めています。」と陶山さんがにっこりと教えてくれました。
陶山さんがお菓子作りで大切にしていることは2つ。
1つは、年間を通して季節を感じられること。
夏は柑橘、秋は栗…など、その時期に旬を迎える素材を積極的に取り入れているそうです。
もう1つは、シンプルを極めること。
使う素材は小麦粉、砂糖、卵、生クリームなどのシンプルなものだけ。
だからこそ品質にこだわり、素材を組み合わることによって生まれる「1+1=3」の美味しさを作りあげているそう。
特に卵はとれたての自家鶏卵を使用することがこだわり。
陶山さんの実家が養鶏場を営んでいるので、新鮮な卵を贅沢に使うことができるそうです。
そのシンプルを極めたヒット商品がロールケーキ。
厳選素材をふんだんに使ってお値段はなんと1本800円~とリーズナブルなところも嬉しいですね。
さらに「お菓子業界のこれから」について、興味深いお話を聞かせてくださいました。
「これからお客さまの心を掴むのは商品という『モノ』よりも、感動や体験という『コト』になる時代です。
そこで、当店では顔写真を転写したクッキーを使うオリジナルバースデーケーキを考案しました。
それだけでなく、今はバームクーヘンにも力を入れています。
当店のバームクーヘンは、専用の機械を使って店内で手焼きしているんですよ。
バームクーヘンって実は、出来立て&アツアツがとっても美味しいんです。
その感動を味わってもらえるように、実演販売をするなどいろいろ仕掛けていきたいですね。」と陶山さん。
現状に飽き足りず、常に先を見ながら時代が求めるお菓子を作り続ける陶山さんの姿勢が、今の人気を築きあげているんだろうなぁ…と実感しました。
そんなおすすめのバームクーヘン「樹輪バウム」を試食させていただきましたが、どっしりとした食べごたえがあり、濃厚な卵の風味が口いっぱいに広がってとっても美味しい!こちら、箱入りタイプもあるのでギフトにもおすすめですよ。
ご近所の方はもちろん、遠方にお住まいの方も、ぜひ太宰府にお立ち寄りの際には「フランス菓子 ジャン・ドゥ」に足を運んでみてくださいね。
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「フランス菓子 ジャン・ドゥ」
福岡県太宰府市通古賀3-4-26
092-928-0505
9:00~19:00 定休/不定
駐車場あり
https://www.jean-doux.jp/